2010年01月27日

陰陽五行論について①

東洋医学(中医学)の陰陽五行
これから3回にわたり、東洋医学の「陰陽五行」についてご説明したいと思います。
陰陽とは何か、五行とは何か(五行説と五行学)について、簡単ですが分かり易くお伝えできればと思っております。

① 陰陽とはなにか
古代中国の賢人たちは、我々を含む自然界の一見普遍的な繰り返しの中に常に変化し続ける万物の姿を見出しました。つまり、万物は固定化された“モノ”ではなく、流動変化している“現象”なのだということです。そして、この変化の基本原理を“性質の相反する2つの要素の絡み合い”として捉え、最も端的なイメージである光(昼)と影(夜)からとって、陰陽という抽象概念で総括したのです。注意すべき点は、“陰・陽”は常に相対的概念だということです。

陰と陽の分類
陽 上 浮 天 昼 明 熱 六腑 気 小腸 胃 大腸 膀胱
陰 下 沈 地 夜 暗 寒 五臓 血 心  脾 肺  腎



Posted by 桜田 at 10:16│Comments(0)
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